カウンセリングで自律神経の乱れを感じるかお伺いしていますが、例えばどういう症状?と聞かれることが多いので、自律神経についてまとめます。
【自律神経とは】
自律神経とは、体の無意識的な機能を調整する神経系の一部です。
主に交感神経と副交感神経の2つに分かれ、心拍数、消化、呼吸、体温などの自動的なプロセスを管理しています。
交感神経は身体の活性化を促進し、副交感神経はリラックスや休息を促します。
【自律神経が乱れると】
自律神経の乱れによって起こる症状は多岐にわたります。
今回は身体的な症状についてまとめます。
1①頭痛
血管の収縮や拡張がうまくいかず、頭痛が起こりやすくなります。
②めまい・ふらつき
血圧調整がうまくいかず、めまいやふらつきを感じることがあります。
③動悸・息切れ
心拍数の調整が乱れ、動悸や息切れがしやすくなります。
④疲労感・倦怠感
常に疲労を感じ、休んでも疲れが取れにくいことがあります。
⑤冷え性・発汗異常
体温調整がうまくいかず、手足の冷えや異常な発汗が見られることがあります。
⑥胃腸の不調(便秘・下痢)
消化器系の働きが乱れ、便秘や下痢、胃のもたれなどが起こります。
⑦睡眠障害
眠りにくくなったり、途中で目が覚めたり、逆に過眠になることがあります。
自律神経の乱れは、過度なストレスや生活習慣の乱れなどが原因で起こることが多いです。
適切な休息やリラックス方法、バランスの取れた生活習慣が改善につながることがあります。