ゆるり的勃起学《男性ホルモン①》

今回は男性ホルモン、テストステロンについて説明します。

テストステロンは、性的欲求や筋肉量、骨密度、精子生産、赤血球数、声の高さなどの身体的特徴や機能に影響を与えます。また、精神的側面にも影響を与え、自尊心、自信、集中力などを促進することが知られています。

テストステロンは、性的興奮や性欲を制御するホルモンであり、勃起の過程にも重要な役割を果たしています。
具体的には、テストステロンが陰茎の海綿体に作用し、血液循環を促進することで勃起を引き起こすと考えられています。

テストステロンが低下すると、勃起障害や性的機能の低下が引き起こされることがあります。

テストステロンは、年齢とともに徐々に減少することが知られています。
一般的には、30代後半から40代にかけて、テストステロンレベルは年間1〜2%ずつ減少すると考えられています。

以下に、テストステロンが減少する可能性がある原因をいくつか挙げてみます。

◆加齢
上記でも述べましたが、年齢とともにテストステロンレベルは徐々に低下します。

◆肥満
肥満は、テストステロンレベルを低下させることが知られています。特に、内臓脂肪が多い場合はテストステロンの減少が著しいことが報告されています。

◆睡眠不足
十分な睡眠をとらないことが、テストステロンレベルを低下させることが知られています。

◆ストレス
慢性的なストレスは、テストステロンレベルを低下させることが報告されています。

◆糖尿病
糖尿病は、テストステロンレベルを低下させることが知られています。

◆薬の副作用
一部の薬は、テストステロンレベルを低下させることが報告されています。例えば、ステロイド薬や抗うつ薬などです。

◆特定の疾患や手術
前立腺がんや、前立腺の手術など、特定の疾患や手術は、テストステロンレベルを低下させることが知られています。

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